2012年12月16日日曜日

基礎コース スツール 1日目

先週行われました、生木の木工教室スツール1日目、主に貫を作る工程です。



12本の貫が必要なのですが、丸太を割って削って整えて、思ったよりも時間がかかりました。丸ホゾの削りまで行けた方は1名だけでした。
教室は、仕事ではなく趣味の椅子作りですので、じっくり時間をかけて取り組んでも良いのではと思います。



詳しい椅子作りの方法はグリーンウドワーク協会のブログに譲りますが、今回工夫した目玉は、、、押し割台(←命名してみました)と丸ホゾ削りの方法!



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ご覧のとおりですが、なかなかいい感じではないでしょうか。



出来上がった貫は、育苗箱で乾燥。
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一週間たった今日、乾燥具合を見てきましたら思ったよりよく乾いていました。
寒い時期なので心配でしたが大丈夫でした、さすが造園資材です。
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99.7gだったのが1週間で84.3gに1本で15.4gの水分が抜けたことになります。
1g=1ccとして12本あるので一脚分でおよそ185cc、コップ1杯弱の水分。
部屋に置いておいたらちょっとした加湿器代わりになるかもしれませんね(笑)





そして、、、お待ちかねの一斗缶スタンド!
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片手で18KGの缶から液体が注げます、個人的にはかなり楽しいです。安い割に案外しっかりした製品でした。
一家に1台あったら、、、奥さんが眉間にシワを寄せて迷惑がられるかもしれない一品でした。(^^;



楽しみはさておきまして、今回教室を始めるにあたって生木の保管をどうしようかと思ったのですが、専門家のご協力頂きまして業務用の干割れ防止剤を購入しました。さすが木材団地。





早速今回の材料、栗の丸太に塗りました!!
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普段は、木工用ボンドを塗ってひび割れを防いでいるのですが、水に塗れるとふやけてしまい屋外での保管に少々難があったのですが、、
一週間後の今日見てみましたら、細かい割れは皆無、雨に濡れていましたが、しっかり防水もしているようでした。大きなクラックが一本入っていましたが、これは干割れというより内部応力の崩れで割れた感じです。
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乾燥による割れ防止にはなかなか有効の様です。
もう少し使い込んでからまたしっかりレポートしたいと思います。





あと1週間で貫がもう少し乾燥してほしいですね。
来週は、脚の制作と各部材を丸く仕上げる事と、組み立てまでを予定しています。



2012年12月9日日曜日

刃物の研ぎ方の提案

9月に頼んだ南京鉋が在庫切れ、11月に届くはずがいまだ届かず、急遽ほかで頼みキャンセルのメールを送ると、「いま出ました。」のお返事。しかし、両方とも今週末には届かず、さらに他で頼んだ替刃だけが早々到着。う~ん、海外通販って面白い(^^;)
明日は、グリーンウッドワーク協会から道具をお借りして何とかなりそうです。

とりあえず、教室用に替刃を8枚研ぎました。
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コンテナにスノコを入れて削り馬に乗せた研ぎ場、削ろう会で見かけた光景を参考にさせて頂きました。
意外としっかり安定して研ぎやすいです。刃物と砥石を洗う洗浄瓶も使いやすい、さらに治具を使えば、かなり早く、いい仕上がりです。8枚もあると、素早く研げるのもありがたいです。
全部合わせても1万円未満なのも魅力、、数万円する海外の某有名湿式電動グラインダにも引けを取らないシステムだと思います!まあ、それは見たことあるだけで、使ったことはありませんが!!

とにかく木工を楽しむのに、よく切れる刃物は欠かせません。






2012年12月7日金曜日

基礎コース スツール

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スツールの見本。
シンプルな構造ですが充分な強度があります。

木取り・乾燥・組立・座編み、と工程があり教室では3回に分けて行います。
2週間おきの3回ですから1ヶ月半。
長いようですが、作業時間にして3日で生木が家具になるのですから見方によっては早いですよね。

軽くてしなやかな基本の木の椅子です。

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2012年12月4日火曜日

一斗缶

これまでの人生であまり一斗缶と触れ合う機会はなかったのですが、最近とても興味を持っています。

いま“欲しな”と思う液体はたいてい一斗缶に入っています。一斗=18リットル。そんなに使うのか!と思いつつ、、、いくつかは買いたいと思います(笑)

妻に内緒で、「一斗缶スタンド」というもの注文してみました。翌日届くらしいです。

一斗缶の空き缶はロケットストーブにも使えるらしいので、なおさら興味が増します。通常のマキストーブの6倍の熱効率と聞いて血が騒ぎます、どこで使うかは置いておいて(^^;

とにかく楽しみです。



2012年12月2日日曜日

下拵え

来週の教室は、栗の丸太でスツール作り。
予定では、3回に分けて編み座の腰かけを作ります。今日・明日で、その見本を作成。

貫の乾燥・保管用にいいカゴはないかとホームセンターをハシゴしウロウロすること2時間、、見つけました。
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育苗用の箱ですが、重ねて収納できて、ちゃんと風通しもよさそうでいい感じ。これで行ってみます。

先日も貫の乾燥がビニールハウスで上手くいきましたし、グリーンウッドワークには造園資材が活躍します。