2007年11月8日木曜日

名古屋国際木工機械展を見て思うこと

なぜいま生木で木工しているのか。その問いを考えるのには絶好の展示会です、^^。



木工機械展とは言うものの、僕らが普段使っている手押しカンナ盤とか、昇降盤とかいう“人手に頼る”非効率な機械の展示はほとんどありません。大きな面積を占めるのは、いかに人手を減らして効率よくモノを作っていくかという機械達です。



それはそれは素晴らしい機械ばかりです。1分間で図面どうりのいろんな家具の部材を削りだす機械、オペレーターは画面を操作するだけでOK。石油の高騰でにわかに高まる木屑ボイラーの需要、破砕マシーンは新たな市場で大活躍。



丸太は瞬く間に柱に製材され、NCルーターは3次元のあらゆるカタチを削りだします。



人の技術は想像を現実にします。安い人件費と高度な技術があれば事は足ります。
それを否定する気持ちはサラサラありません。そのお陰で今の暮らしがあるのですから。



でも僕にとっては何か足りない。何かが、、、



次は、ちょっと端折って100%designを見て思うことについて。



(しばらく写真はありません、^^;)



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