2007年1月22日月曜日

揚輝荘の見学

今日は、由緒ある建物の見学に行ってきました。(?なかたは、“揚輝荘”で検索してみてください。)



簡単に説明しますと、名古屋で有名な百貨店「松坂屋」さんの創業者・伊藤家の方が1918年から覚王山という所の一万坪!の敷地の中に建てた別荘!!です。
いろいろな経緯があって今に至るようです。



数年前から、覚王山にお邪魔することがあり傍らに生い茂る森に興味を持っていました。一応、門らしきモノがあって「揚輝荘」と門柱にかかっています。なんだろうと?思っていたら、新聞紙面にいろいろ興味深い記事が。
見てみたいな~と思っていたところに「見ませんか?」のお誘い。はい、行ってまいりました。



それにしても、あるところにはあるんですね~。
Dvc00007 意外と身近にこんな素敵な場所があったのに驚きです。建物の細かい部分にまで凝らされた職人技の数々に当時の粋を感じました。



階段の手すりに刻まれた、透かし彫り。その意匠と同じ椅子。



 



Dvc00008_1 大小の丸太の小口を見せる玄関の土間。
←この写真は、年輪を際立たせるために修整してますが、実物はとても落ち着いた感じで、言われないと気づかないぐらいです。



 



Dvc00009 さらに、「月見」の地名にちなんだウサギがモチをつくレリーフ。ちょっと微笑ましいです。こんな遊び心が素敵です。



これだけのものはお金があるだけでは作り残せないと思います。作った人、使う人、それを大切に感じる人。いろんな人の思いでこれが残っていることがいいですね。



今日は、いい日でした。





7 件のコメント:

  1. 見学できるのですね!
    昔のお金持ちはお金の使い方が違いますよね。
    いたるところに職人の技と遊び心が散らばっているようでいいですね。
    機会があれば見てみたいものです。

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  2. Kat'sさん
    違いました。あれだけ違うと、うらやましいとか通り越して凄いです。
    日ごろのココロガケが良いとみえるようです。

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  3. 世の中知らないことだらけで、きっとそこら中に夢のような世界があるんでしょうね!

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  4. エスさん
    そうかもしれません。僕が知っていると思い込んでいる世界は、本当の世界の一部なのかも知れません。
    とりあえず、そのうちの1か所ぐらいはちゃんとじっくり見てみたいと思います。

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  5. 今「揚輝荘」が一般公開されていますね。
    一度見学に行ってみたいと思っていますが、
    どこから入って良いのか さっぱりわかりません。
    もし よっかったら教えていただけませんか?

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  6. いるかさん
    コメントありがとうございます。
    申し訳ありませんが、どこから入ればよいかはわかりません。ごめんなさい。
    僕が行ったのはまだ公開前でしたから。
    「揚輝荘」で検索すれば、名古屋市や団体のページが出てくると思います。そちらでわかると思います。
    前をウロつくのも効果的かもしれません。
    ステキな場所です。

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  7. さっそくのお答えありがとうございました。
    いろいろ検索してみたのですが、「揚輝荘」の全体図が見つかりませんでした。
    とりあえずウロウロしてみたいと思います(*^.^*)

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